WEB検索で得た参考情報
海外事例6選「3Dプリンターの家」低価格で注目
https://www.sumave.com/20180411_3909/
- 【海外】大都市や貧困地域の住宅問題に、3Dプリンターが解決策を示している
- 【国内】高精細な住宅模型を作る分野で3Dプリンターが活用されている
- 3Dプリンター業界で注目したいスタートアップ企業には、Carbon3D社とDesktop Metal社がある
世界中で進行中!「3Dプリンタ建築」の可能性
https://www.sumave.com/20171017_1182/
・3Dプリンタの手法を用いた建築が世界中で始まっている
・日本で実現するための課題は建築基準法
・建築デザインの可能性を広げる3Dプリンタ建築
60万円住宅 3Dプリンターハウスなら24時間で出来上がり 自然災害大国の日本にこそ必要だ!
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20190523-00126910/
□サンフランシスコのデザインスタジオのFuseprojectは、ホームレス問題に取り組む非営利団体のNew Story、建設技術会社のICONとの共同プロジェクト「ラテンアメリカの3Dプリントハウス」を発表しました。
□2019年夏に3Dプリントを予定しているのは、「世界初の3Dプリントコミュニティ」です。
□現在、プロジェクトでは、 3Dプリンタを活用して、ラテンアメリカの非公開の場所で住宅を生産します。住宅は、わずか24時間で、一棟ごとに60万円の費用で建設されます。
□3Dプリントの住宅は120平方メートルのスペースを占め、住宅内部のスペースは約55平方メートルです。
2019年、夏、ラテンアメリカの低所得者層に3Dプリンターハウスコミュニティを提供
ラテンアメリカの住居は多世代家族の子だくさんの大家族が基本だ。また近所とのつながりも多く、戸建てというよりも、日本のかつての『長屋』的発想で提供されようとしている。また、『パティオ』と呼ばれる庭を兼ねた、BBQキッチンやコミュニティスペースを提供される。ビデオを見てもらうと早いが、なんといっても建築期間がたったの24時間というおそるべき速さだ。しかも事前に内部はカスタマイズすることも可能だ。
New Storyは、ホームレスの地域でもこの3Dプリンタで家を提供するプロジェクトを進めている。10億人に家を提供したいというプロジェクトだ。
樹脂ではなくセメントを流し込めば基本的に住宅のプリント化は可能だ。 ICON3DTechは巨大な3Dプリンターを提供しようとしている。
甚大な自然災害対国の日本でこそ、最も必要な技術ではないだろうか?24時間で仮設ではなく本物の家が建てられるのだから…。
2016年、世界初のドバイの3Dプリントオフィス
http://www.museumofthefuture.ae/
世界最初のプリンティングハウスは、ドバイの3Dプリンターオフィスからだった。
2019年、ドバイのサステイナビリティシティ
2019年、ドバイのサステイナビリティシティ
実際に筆者が、ドバイに訪れ、訪ねてみた『The Sustainable City』。ここで、おこなっているプロジェクトの規模の大きさに驚いた…。ゼロ・エミッションをテーマに『持続再生可能な社会』を実証実験ではなく、実際に分譲販売し、商業的にスタートしているのだ。
開発を進めているのはドバイのDiamond Developers社。すでに90%のレジデンスには入居者がいる。
公共投資をするならば、もっと大きなビジョンが必要だ
2020年、東京オリンピックを前に、日本は歓迎ムード満載だが、世界から見ると単なる一イベントにしか過ぎない…。UAEのドバイでは、DUBAI 2020 のEXPOが開催される(2020年10月20日~2021年04月10日)。
東京五輪の英語ページと比較してほしい…
2020年、東京オリンピック、パラリンピックは、申し訳ないが、一瞬で終わるイベントだ。むしろ、そんな瞬間風速的なイベントだけでなく、ミライにむけて価値ある取り組みをする自治体として、24時間、60万円住宅 3Dプリンターハウスが実現できるのならば、過疎地域ですぐにでも、キャンペーンができそうだ。もはや、郊外に家をもつことが夢でない価値観だからこそ、地方移住も考えられる。
公共投資をするならば、地方で斬新なことをやったことのほうがよくないだろうか?
神田敏晶ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント
神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の編集とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。メディア出演、コンサル、取材、執筆依頼 などは 070 5589 3604 まで
https://suumo.jp/journal/2019/09/09/166958/
イタリアで完成した、土やわらを材料にした3Dプリンター住宅
3Dプリンター住宅は、アメリカの南カリフォルニア大学の教授、べロック・コシュネビス氏が先駆者的存在として知られている。アメリカが最先端かと思いきや、オランダやイタリアなど欧州諸国でも開発・導入が進んでいる。なかでも、イタリアは実験的なプロジェクトが盛んで、その一つが通称ライス・ハウス(米の家)と名付けられた、円柱型の家「GAIA」だ。WASP社という3Dプリンターの開発販売を手がける企業が、全長12mのクレーンタイプの新型3Dプリンターを用いてつくり上げたこの家は、造形期間わずか10日間。
完成した「GAIA」の外観。モダンでいて、温かみを感じる家だ(@WASP)
(@WASP)
注目すべきは、その材料だ。現地で手配できる、土やわらなどの天然資源を原料とすることで、材料費はたった900ユーロ(約10万円)という。上から見ると壁の断面に蜂の巣状の空洞ができているが、こうすることで隙間にもみ殻を投入でき、断熱性と遮音性を兼ね備えた壁がつくれるという。そのため、この家は冷暖房不要の環境にも優しい家になっている。
オランダでは3Dプリンターの橋づくりが盛ん
最近では、住宅だけでなく、研究所やオフィスなどの施設でも、3Dプリンターを使って世界中で建造物がつくられ始めている。
特にオランダは、政府が積極的に3Dプリンター技術を採用しようと資金面の補助も行っているという。例えば、3Dプリンターでつくられたパーツを組み合わせた橋は、3Dプリンターの研究を進めるアイントホーフェン工科大学と、民間企業(建設会社のBAM Infra)による合同プロジェクト。
橋の強度を保つため、3Dプリンターから積み上げられるコンクリートの間には、配力筋としてワイヤーケーブルが織り込まれた。8の字を書いたようなユニークなデザインで、空洞にPCケーブルを通すことで、引っ張りを利用して橋桁を完成させたという。強度の面など従来の建設に求められる基準もすべて満たしているとのこと。オランダでは、この他に世界最長となる全長29mの3Dプリンターでできたコンクリートの橋も完成間近だそうだ。